任意整理の専門家は?

Q.任意整理を自分で行うことが難しいので、専門家に依頼したいと思います。誰に頼めばいいでしょうか。

A.債権者との交渉は、法律関係のトラブルを解決する交渉ごとにあたるので、国家資格のある法律専門家に依頼をする必要があります。  

現在、この交渉にたずさわることのできる専門家は、弁護士と司法書士だけです。

弁護士はあらゆる法律関係のトラブルについて、相談者の代理人となって解決を手助けしてくれる専門家です。

借入額やどんな事例なのかを問わず、弁護士が任意整理の依頼を受ければ、代理人として債権者との交渉をおこなってもらえます。

もしも任意整理が功を奏さず、やむなく自己破産をすることになったとしても、引き続き地方裁判所への破産申立を代理人として行ってもうらうことができます。

そして司法書士にも、債務整理を依頼することができます。

2003年の法律改正により、法務省が認定をした司法書士(認定司法書士)に、一定の事件の交渉代理権と簡易裁判所での訴訟代理権が認められるようになりました。

普段から資格のある司法書士と付き合いのあるかたでしたら、気軽に相談や交渉をしてもらえそうです。

司法書士の条件

ただ司法書士が受任できる事件には、債権者1社あたり140万円以下の金額の事件に限られています。

また、自己破産の申立をすることになった場合、司法書士は申立書を作成することはできますが、申立代理人となることはできません。
 
弁護士と司法書士に任意整理を依頼する場合は、このような違いがあることに注意をして、信頼できる専門家かどうかを判断するようにした方がいいでしょう。